太陽誘電は、「従業員の幸福」という経営理念のもと、従業員の健康管理を経営課題として捉え、安心安全な労働の基礎づくり、従業員がいきいきと働く組織づくり、生産性・創造性の向上に貢献するため健康経営に取り組んでいます。その中で、戦略的かつ計画的な取組みを進めるために、健康指標(Focus 5:食事・非喫煙・運動・睡眠・ストレス)と目標値を設定し、目標値に近づけるために具体的な健康施策に取り組んでいます。
2023年度はFocus 5の中から特に「運動」と「睡眠」に重点を置いた施策を実施しました。
「運動」の施策では、いつでも・誰でも・簡単に実施できる「歩く」をテーマに、歩行姿勢測定器と体組成計を用いた測定会を開催しました。歩行姿勢や筋力量、体脂肪量などを可視化することで、日々の身体活動を向上させることによる生活習慣改善のきっかけをつくりました。
また、「睡眠」の施策では、デスクワーカーを対象に睡眠を正しく理解することを目的としたe-learningの実施、交替勤務者および新入社員を対象に睡眠をテーマとしたセミナーを開催しました。
さらに、睡眠不調を抱える人が多い傾向の交替勤務者に対し、睡眠の質向上に向けた施策を検討するための情報収集として、交替勤務を行っている全従業員に対し、アンケート調査を実施、課題の可視化を行いました。
その他の施策として、禁煙の取組み、社員食堂の充実、健康保険組合主催の健康増進施策(ウォーキングイベント)を実施しました。
その結果、外部評価では、経済産業省の制度である「健康経営優良法人2024~ホワイト500~」※4に4年連続で選出されました。さらに、従業員の健康増進のためにスポーツ活動の促進に積極的に取り組む企業として、スポーツ庁から「スポーツエールカンパニー2024」※5に4年連続で認定されました。
今後も引き続き、従業員が心身ともに健康でいきいきと働くことができる職場づくりを推進していきます。
※4 健康経営度調査結果の上位500法人のみを認定する制度
※5 従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組みを行っている企業を認定する制度